みょうりんえん
京都の保育園「みょうりんえん」のコンセプトプランニングとクリエイティブディレクション。「たいようのしずく」というコンセプトを立てて、見えないけれど感じること、見えないものを創造すること、そんな事を子どもたちに伝えればと。ロゴマークのデザインは、たいようのしずくや、みょうりんえんのMのシルエット、園児を中心とした園庭(木々)や地域の人たちを表しています。
クラスルームのサインの制作は南山城村(京都で唯一の村)の木作家の宮内知子さんに。山間の気持ち良い場所にあるアトリエに伺い、サインのモチーフの打ち合わせを重ねました。宮内さんは、世界中のいろんな木を使って、木そのままの色(無着色)で、子ども向けではない造形で、たくさんの魅力的なモチーフを作ってくださいました。
コンセプトに沿って今年からクラスルームの名前がそら(宙)組、ほし組、にじ組、はな組、わかば組、つくし組に変わりました。成長に合わせてサインの高さも調整(つくし組みは赤ちゃんに合わせて)。一階は「かえでフロア」、二階は「けやきフロア」と名前が付いています。クラスルームの文字を書き起こして切り文字で。小さなとことですが切り文字は、フロアに合わせてそれそぞれ楓の木、欅の木で作りました。階段のサインは子どもたちに空間認識と、形としての数字ではなく、概念としての数を伝えています。
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client
みょうりんえん http://myorinen.jp/ -
設計
設計機構ワークス http://cafeworks.com/ -
木製サイン
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琺瑯サイン
原田琺瑯製作所 http://harada-horo.com/