壱岐市立石田こども園
長崎県壱岐市の公立のこども園。敷地には保育園、小学校、中学校があり、園長先生を小学校の校長先生が兼ねています。子ども園が周囲の学校や小学生、中学生たちに見守ってもらえるように、北側にある保育園に園庭を設けたり、廊下を省き室内広場を設けるなど敷地を有効に活用して、包まれるような設計を行いました。
クラスルームサインは、壁面を活かしながら子どもたちの遊具や、発達の支援も行えるようにデザイン。「つき組」は、積み木を埋め込んだり、外すことで、月の移ろいや潮の満ち引きを。「にじ組」は大きさ、長さ、色の順に並べる体験を通して、漸次性を(着色は口に入れても大丈夫な蜜蝋クレヨンで)。「そら組」は、歯車に近い不定形の雲を組み合わせて、形態の変動の学びを。「ほし組」は、星と星をつないで星座を作ったり、 美しい壱岐の空に輝く星座にも関心を持ってもらうように。製作は、奥日田の森深い場所で木のおもちゃを作る『おひさまとかぜ』の折居さんご夫婦にお願いしました。随所に手がかりと、子どもたちへの深い愛情を感じるものになりました。
先生の部屋は、石田と言うこともあり、「あ、いしだ」と壱岐の砂浜で石を広い、それをサインにしました。また壱岐は最も古いトンボ玉が発掘された場所でもあります。土地とのつながりを子どもたちに感じて欲しく、トンボ玉と、近くの海で拾ったシーグラスや貝、それにトンボ玉を敷き詰めて、園名のサイン(チャンネル文字)を作りました。正面のサインはいつものように、子どもの空間にやさしいホーローで。
園庭の遊具はアーティストの牛嶋均さん、オーギカナエさん。子どもたちにとって、毎日が楽しくなるような、土地とのつながりを感じれるような遊具にと、出てきたアイディアは壱岐島名産でもある「ウニ!」。他にも仕掛けがいくつか。今回、公立のこども園でありながら、様々なアイディアの実現に尽力された篠崎さんご夫妻に本当に感服いたしました。これからの子どもたちの毎日が楽しみです。
クラスルームサインは、壁面を活かしながら子どもたちの遊具や、発達の支援も行えるようにデザイン。「つき組」は、積み木を埋め込んだり、外すことで、月の移ろいや潮の満ち引きを。「にじ組」は大きさ、長さ、色の順に並べる体験を通して、漸次性を(着色は口に入れても大丈夫な蜜蝋クレヨンで)。「そら組」は、歯車に近い不定形の雲を組み合わせて、形態の変動の学びを。「ほし組」は、星と星をつないで星座を作ったり、 美しい壱岐の空に輝く星座にも関心を持ってもらうように。製作は、奥日田の森深い場所で木のおもちゃを作る『おひさまとかぜ』の折居さんご夫婦にお願いしました。随所に手がかりと、子どもたちへの深い愛情を感じるものになりました。
先生の部屋は、石田と言うこともあり、「あ、いしだ」と壱岐の砂浜で石を広い、それをサインにしました。また壱岐は最も古いトンボ玉が発掘された場所でもあります。土地とのつながりを子どもたちに感じて欲しく、トンボ玉と、近くの海で拾ったシーグラスや貝、それにトンボ玉を敷き詰めて、園名のサイン(チャンネル文字)を作りました。正面のサインはいつものように、子どもの空間にやさしいホーローで。
園庭の遊具はアーティストの牛嶋均さん、オーギカナエさん。子どもたちにとって、毎日が楽しくなるような、土地とのつながりを感じれるような遊具にと、出てきたアイディアは壱岐島名産でもある「ウニ!」。他にも仕掛けがいくつか。今回、公立のこども園でありながら、様々なアイディアの実現に尽力された篠崎さんご夫妻に本当に感服いたしました。これからの子どもたちの毎日が楽しみです。
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設計
Lighthouse設計株式会社 http://lighth.jp -
木製遊具サイン
おひさまとかぜ http://ohisamatokaze.com/ -
ホーローサイン
原田琺瑯製作所 http://harada-horo.com/ -
園庭遊具
プレイグランドプロジェクト http://globejungle.com/ -
撮影