世田谷区上馬の親子心理相談室のデザイン。最初のヒアリングで、イギリスの小児科医であり精神科医であるウィニコット先生の話に。氏が提唱した「ほどよい母親(good enough mother)」、「ライナスの毛布、移行対象(transitional object)」、「独りでいる(いられる)能力(the capacity to be alone)」などをデザインのインスピレーションに。ネーミングもウィニコット先生のある少女の精神分析的治療の記録から。親しみがありつつ、どこかアカデミックな雰囲気も感じさせるロゴマークに着地。
親が病気の子どものケアを始め、カウンセリング、プレイセラピー、子育てサロンの企画運営などを行なっています。
アートディレクション・デザイン:中川たくま