戦争とおはぎとグリンピース
昭和29年に始まり、今も続いている西日本新聞の婦人の新聞投稿欄「紅皿」。その中から戦中戦後の事を綴られたものを集めた「戦争とおはぎとグリンピース」が西日本新聞社から刊行されました。装画・挿絵は画家の田中千智さん。その装幀を行いました。筆者は多くが10代から30代で、「いま・ここ」を生きる私たちと同世代の無名の市井の女性達。彼女たちが紡いだ等身大の気概ある言葉は幾層にも重なり合い、戦争の悲惨さと同時に、家族や日々の暮らしの愛おしさなどを伝えてくれます。そんな彼女たちに思いを馳せながら、また今を生きる私たちのことも思いながら、装幀を行いました。以下帯に書かれている言葉を。
どんなときも絶望しない。ご飯をつくる時、買い物をする時、おしゃべりをする時…。60年前、日本の家庭には、常に「戦争」があった。それが普通という異常。戦後間もない昭和30年代の新聞の女性投稿欄から、今読んでおきたい42編を収録。戦中戦後、彼女たちは何を見ていたのか。明日を今日より良い日にしたい。覚悟に満ちた言葉の数々。
どんなときも絶望しない。ご飯をつくる時、買い物をする時、おしゃべりをする時…。60年前、日本の家庭には、常に「戦争」があった。それが普通という異常。戦後間もない昭和30年代の新聞の女性投稿欄から、今読んでおきたい42編を収録。戦中戦後、彼女たちは何を見ていたのか。明日を今日より良い日にしたい。覚悟に満ちた言葉の数々。
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出版
西日本新聞社 http://www.nnp-books.com/ -
装画