星野道夫の旅
8月8日は、アラスカの動物と自然、そこで暮らす人たちを心から愛した写真家、星野道夫さんの命日。20年前、テレビ番組の取材中にロシア・カムチャツカ半島での事故によって急逝しましたが、今もアラスカで旅を続けているような気がするのは、きっと僕だけじゃないでしょう。そんな星野さんの写真展「没後20年 特別展 星野道夫の旅」が、福岡・久留米市美術館で開催されました。
その展覧会のアートディレクションを行いました。多くの人たちの中で今も生き続ける星野さんの印象を崩さず、また、星野さんの事を知らない若い世代の人たちには星野さんからの手紙を届けるブッシュ・パイロットのような気持ちでデザインを。写真はもちろんのこと、たくさんの言葉を残されている星野さん。数ある著作の中から印象的な言葉を集めて広報物をつくりました。慌ただしい暮らしの中で、“もうひとつの時間”を感じて欲しいと、A4のチラシは広げるとB3のポスターに。
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久留米市美術館